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今日は午後、部長に呼ばれ、退職時期を10分ほど話し合った。
部長「なんか、退職の話、ずっとほったらかしで申し訳ない。」 私の退職で、色々人をj回転しなければならないようで、こちらも申し訳ない。 きっと、部長にとってもストレスの一つなっていた事だろう。 部長以外の部員も、私を疎外するような空気になってもおかしくないものの 何とも爽やかに接してもらっている。 私がマイペースで鈍感でKYなせいかもしれないが・・・。 どうやら、実際の業務は10月まで、有給消化で、退職日は11月末となりそうだ。 そして、帰り際には、常務にも呼ばれる。 5年前、私の採用面接試験時は、今の常務と今の社長が、面接官の中に居た。 この人は、私が入社した時は部長で、その後5年間で 事業部長、取締役、常務と出世していった人だ。 こう言うと、凄いやり手に聞こえるが、実のところ、関連会社から 苦い経験の後、この会社に流れ着いた人だ。 私が入社当初1年半ぐらいは、みっちり仕事を仕込まれた。 何をやっても怒られ否定されていたような気がする。 私が送るビジネスメールは、いかなるものも、この人をccに入れなければ ならないほど管理もされた。 当時の自分にとっては、本当におっかない存在だった。 他の部員も毎日にようにこの人に怒鳴られていた。 しかし2、3年立つと、かなり私に裁量を任せてくれた。 常務は、どっかの酒の席で「あいつは俺の教育で成長した。」と嬉しそうに話していたらしい。 この人は、かなり失敗をしているし、肝心な時に弱腰だし、決して人望もある人では無い。 特に、ここ最近も大きな失敗をして、周囲に責めたてられている。 そんな情けない人だが、何となくシンパシーを感じるときがある。 面接試験時、この人がまっすぐな瞳で「僕はこの会社を変えたいと思ってるんだ!」 と熱く語っていた姿勢にひかれた。 何社か内定をもらっていたが、他社を断り、この会社に決めた。 この人も、私の何かを見て採用したのだろう。 その小僧が、さんざん育てた挙句、5年後に会社を去っていくとは・・・。 ・・・お互い見る目が無い(笑) 今日の常務は、穏やかな表情で私に話した。 「会社の悪いところがあったら、どんどん言ってほしい。」 不満はあるが、一応、やりたい事があるというのが、最大の理由である事を告げる。 辞めていく身の自分が、何だかんだ言ってもしょうが無いと思った。 また、言葉を選んで、建設的な意見を言いたかったので、その場では発言を控えた。 来週末、常務と飲みに行く事になった。 取締役になってからは、ちょっと丸くなっていて物足りない。 一瞬でもいいので、また5年前の毎日怒鳴っていた部長に戻ってほしい。 そして、最後に今の自分と、がっぷり四つで、良い意味で喧嘩したいものだ。 PR |
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