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今日は社長を、数名の中堅・若手が囲み、会食をした。
私の勤める会社は、大手の系列ではあるが、中規模の会社 なので、それほど社長との距離は遠くない。 とはいえ、私みたいな主任クラスは、社長と少人数で飲んだのは 過去数えるほどしかない。 会食の最中、思わず私が辞めることの話題を出してしまった。 社長は既に知っていたようだ。 「キミはやりたいことがあるそうだね。」 社長は、表情を変えず、おだやかに言った。 さすがにトップだけに貫録がある。 私は、決してネガティブな気持ちで辞めるわけでは事と 残りの期間を精一杯やることを伝えた。 周りの同僚たちの中には、今日初めて知った人も いたので、一瞬その場が凍りついた。 やがて「会社をこうしたい」などの熱い活発な意見が飛び交い その場が沈む事は無かった。 社長を駅まで見送り、同僚と3人で2軒目へ行く。 2人は、同じ部署の仲良くさせてもらった先輩だ。 1人は今日はじめて知ったので、相当落ち込んでいる。 「ところで、お前ほんとなのか?実は冗談だろ?」 ・・・そんな事を言っても頑固な私の意見が覆らない事は 知っている上で言っているのだろう。 「独立して何をやるんだ?」 「そんな事をして勝算があるのか?」 ・・・こんな質問に対して、私も説明はするが、 その背景にある「私の生き方」の哲学は決して 一朝一夕で築かれたものではない。 あまり深く説明してしまうと、サラリーマンという 生き方自体を否定しかねない事になるので、すべては話せない。 もう一人の先輩が言う。 「お前の頑固で我儘で面倒くせえところが嫌いだ。」 「お前に辞められると、部の屋台骨が崩れる。」 ・・・この先輩は100人いたら99人に好かれるタイプのお調子者だ。 そんな八方美人の先輩が、ハッキリ言ってくれたのは それだけ私の事を買ってくれてからだと思う。 本当に私は自分勝手だ。 先輩たちの意見は至極真っ当だと思う。 こんなご時世に、平凡な男が独立いして生きていくという 真っ当でない事が実現できる事を、身をもって証明したい。 PR |
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