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先週の月曜日に会社に辞意を証明し、最初の一週間を終えた。
暑さのせいか、かなり疲労は溜まっているが、精神的な落ち込みは全くない。 付き合いで酒はかなり飲むし、遅くまで働いているし、ストレスも結構受けるが 心と体は「ある事」をやって安定させている。 その「ある事」とは、ジム通いである。 私は、どんなに忙しくても週1日以上はジム通いをしている。 50分程度のトレーニングだが、健康維持、ストレス発散、精神の安定など 多くの恩恵を得られる。 区営のジムなので年会費無料でしかも1回200円。 元々は、小さい頃にプロレスラーに憧れていたため、 トレーニングに興味をもつようになった。学生時代は格闘技系の部活動をしていた。 その時の名残で、今は週1回50分のトレーニングが、 歯を磨くような感覚で、習慣になっている。 それっぽっちの運動なので、見た目は普通の体型であるが、 どうにか健康でいられている。 健康でいられれば、人間は何だってできる、 何だってできるからビジネスもできる。 逆に体が不健康だったら、精神にも乗り移り、ビジネスどころでは 無くなってくるだろう。 家族、恋人、友達、同僚、お客様、夢、趣味・・・ これらはお金との優先順位をよく比較される。 今、経済で急成長している中国では、 「ビジネスで成功して、10年後は金持ちになってやる」 と活気ある中産階級の人が多い。 そんな中産階級の元気なある中国人と バブルを20年前に経験した初老の日本人が こんな会話をしたそうだ。 日本人「あなたにとって一番大事なものは何ですか?」 中国人「それはお金です。お金があれば家族も幸せできますしね。 あなたにとって一番大事なものは何ですか?」 日本人「健康です。健康でなければお金を稼げませんからね。」 私も健康であればいつでもお金を稼げるような地力を養いたい。 PR |
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会社に辞意を表明して3日目・・・。
通勤電車の中で、昨日の、仕入先の技術者と交わした約束を 思い出し、熱いモノが込み上げる。 約束した人間が1人でもいると、本当にハンパ出来ないものだ。 今日は本当に噛みしめて精一杯仕事が出来た。 ・・・しかし、気になるのが、自分の退職時期だ。 私は8月末を希望したが、さすがに抱えている仕事が膨大なので 引き継ぎを考慮して、それは無いという話し合いになっていた。 じゃあ9月なのだろうか?10月なのだろうか? 遅くても11月までは無いという空気だった。 今日は一日中オフィスに居たが、上司たちは、その件について 何も言ってこない。 私の管掌役員である常務とも会ったが、いつもと変わり無い様子だ。 ・・・ちゃんと常務まで話が上がっているのだろうか? まあ思い違いかもしれない。 これから数カ月はモチベーションを切らさず頑張るだけだ。 |
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会社に辞意を表明して2日目、
今日は仕入先のメーカー技術者と顧客へ訪問し、打ち合わせをした。 約5時間の長丁場の後、2人で酒を飲んだ。 この人とは1年以上一緒に仕事をしてきたが、酒を飲むのは初めてだった。 キレ者のクールであるが、酒が入ると情が出てくる人のようだ。 つい、話が盛り上がり、私が退職する事も話してしまった。 「残念だが、残りのサラリーマン生活、中途半端な事はするな。」 「お前が路頭に迷って飢え死にしそうになったら、連絡しろ 最後におごってやる。」 「俺も今の会社を変えてやる。」 普段はなクールなエリート男から、情にあふれた熱っぽい言葉が飛び出した。 私は残りのサラリーマン生活、失うものは何もない。 自分の信念を貫き、上にも間違っていることは間違っていると言い、 好き勝手、精一杯、会社の利益の為にやってやろうと思う。 そうすれば、たとえ、この先のビジネスが失敗しても、自分が生きた証にはなる。 命を燃やして楽しんで行こうと思う。 |
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今朝、早めに出社したら、直属の上長(課長)が一番乗りで来ていた。
2人きりだが、言葉を切り出せない・・・。 そのうち、続々と部員が出社してくる。 しばらく仕事をして11時・・・まだ切り出せない。 11時40分、ようやく課長を応接室に呼んで、話を切り出す。 「やりたい事があるので、来月で会社を辞めさせてください。」 仲良くしてもらった人だけに、重い空気が流れる。 本当に辛い・・・体に力が入らない・・・。 言葉に出したという事で、私の意志は固まっていると感じたようだ。 その課長と昼飯を一緒に行く・・・。 飯が喉を通らない・・・水で流しこむ。 そして、13時、課長、副部長、部長と囲まれて話をする。 私の言葉は発作的なものでなく、ある程度の覚悟があるものと 理解してくれた。 ただし、退職時期については、早くても9月~10月ごろにしてほしいとの事。 しかし、何だかスッキリした。 この後、私の退職の話は常務まで伝わったようだ。 昨日の夜もあまり眠れなかったので、何だかどっと疲れた。 今日は早く寝よう。 |
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そもそも31歳の平凡な男が、なぜこのご時世、会社を辞めて独立するのか。
私は、2001年3月に大学を卒業した、いわゆる「就職氷河期世代」とやら に当てはまる。 徹夜連続激務の会社、フリーター、資格浪人、零細企業の倒産など 26歳までに転々とする。 その頃2005年、世の中は団塊世代が定年退職になりはじめ、各企業が 新卒だけでなく、中途枠も採用しはじめた。 我々の世代のラストチャンスとも言える、転職チャンスとなった。 私も倒産寸前の零細企業を飛び出し、中途で3社ほど内定を得た。 今勤めている会社にこの時に入社し、5年が経つ。 定年まで勤められる会社にいる幸せ・・・この安定感はかつて無いものであった。 必死で仕事をこなし、多くの事を学び、成長した。 そして会社内でも徐々に認められ、社会人になって初めて肩書も付いた。 何とか仕事をこなし生きている・・・だが閉塞感は拭えなかった。 親父の世代のように、経済が右肩上がりで会社にある程度人生を委ねて いても収入が増えていく時代では無くなった。 だから、会社の仕事をやりつつも独立を常に模索していた。 こうやって、私みたいに迷っている人間に取りついて来たのが マルチ商法・・・同級生からの誘いだった、何とか振り切った。 あんな古臭いやり方をマルチ・レベル・マーケティングやら ネットワークビジネスやらの言葉で覆い隠して勧誘する。 作家であるロバート・キヨサキ氏の名前まで出して勧めてくる始末。 自分でビジネスを起こすにも良い手段が無い、 投資家になれるほどの知識や資金も無い、 やはり自分はおとなしくサラリーマンをやるしか無いのだろうかと凹む。 だが、日本におけるサラリーマンという身分が決して安定したものでない と実感する世界的大事件が起きた。 2008年10月のリーマンショックから始まる世界同時大恐慌 これを機に多くの価値観が変わった。 本当にモノが売れなくなった。 多くの企業は人員を整理し、かつて3人でやっていた仕事を1人で まわさなければならなくなった。 もちろん、この状況は私を更に成長させてくれた。 仕事をこなすキャパシティーも増え、自信にもなった。 そしてその自信がついた時、独立起業に関するあるビジネス手法を 学んでいた。 今の自分なら出来る。 このタイミングしかない。 そう思った。 |
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